【990円の落とし穴
】マイそくの速度制限中にスマホ決済はできるのか?実際に試してみた

現在990円で1.5Mbps使い放題の「マイそくスタンダード」が人気ですが、
唯一の弱点が平日12時〜13時の速度制限(32kbps)
LINEの送受信や動画視聴などなら、「1時間くらい我慢するか・・・」
で済む場合もありますが、キャッシュレス決済などはそうもいかない場面も
多々あるのではないでしょうか?
例えばモバイルSuicaで電車に乗ったは良いけど12時回ってしまった…
これ本当に改札くぐれるの?など不安もあると思います
今回速度制限中のキャッシュレス決済は可能なの?代替案は?
プラン変更を考えている人たちの悩みを解決します!
マイそくスタンダードの速度制限、決済への影響は?
たったの1時間ですが、この速度制限(32kbps)というのは
どれくらいの速度なのでしょうか?
【遅すぎ?】マイそくの32kbps制限で決済は可能?LINEすら厳しい?
別記事にてレビューもあるので詳しくはそちらをご覧いただきたいのですが、
具体的にはLINEの送受信も怪しい速度です
シンプルに遅いです
私はこの時間帯は基本的にモバイル通信は行わずに、
Wi-Fiを利用するかサブスクなどをダウンロードしてコンテンツを
楽しむことを推奨しています
それぞれのサービスの適切な通信速度ってどれくらい?
遅いと言われてもどれくらいのものかが分かりにくいので、
いくつか比較を持ってきました
PayPay | 通信環境のいい場所での利用を推奨 |
楽天ペイ | PayPay同様 |
LINE | 1Mbps以上 |
テキスト中心のSNS | 1Mbps以上 |
その他1Mbps以上で快適に動作するというレビューがあり、
やはりそこそこの速度が必要なようです
ちなみに1.5Mbps=1500kbpsですので、
32kbpsだと通常の2%程度の速度しか出ていません
それだけでも難しいのかな?と思ってしまいますね
【PayPay・楽天ペイ】速度制限中にQRコード決済は使える?
早速やってみたわけなのですが、現在様々な決済方法がありますので、
私が普段使っているものからピックアップして行いたいと思います
普段であれば回線自体問題ない場所で実験を行なっています
速度制限中のQRコード決済

表を見てわかる通り、ここ数年QRコード決済の利用者は右肩上がりです
特に2019年以降の伸び率がものすごく、
コロナの影響もあって一気に利用者が加速したと思われます
PayPayだけに限らず、もはやQRコード決済は
私たちにとって必需品とも言える存在です
そしてQRコード決済のおそらく最初にして最大の山場がアプリです
基本最初にアプリを起動させてコードを取得しますが、
アプリを開くところから速度制限による弊害が出てきます
実際どれくらいかかるか見ていきましょう

正直申して、どれも使えないと思った方がいいです
本当はもっと細かく検証しようと思ったのですが、
検証するまでもなくアプリが全く動かないので、
スクショ程度になってしまいました
どれもアプリが開くまでに1分程度
開いてもバーコードが出なかったり更新されなかったりなので
他の決済をする方が絶対にいいと感じました
速度制限中のタッチ決済
続いてiDやQUICPay、Suicaなどの非接触決済です
こちらはどうなのでしょうか?
【Suica・iD】タッチ決済は速度制限中でも問題なし!

結論としては、
非接触決済は通信を介さないので問題なく決済することが可能です
これらは回線が通っていないApple Watchでも決済できるものなので、
速度制限がかかっていても、端末をかざしさえすれば決済が完了します
非接触決済が速度制限中でも問題ない理由
- 端末内にデータが保存されているから
- NFC(近距離無線通信)で完結
これらのタッチ決済と言われるものは、
端末内にデータがあるのでデータ通信を必要としていません
そして多くのスマホ端末にはNFC(近距離無線通信)と
言われる技術が搭載されています
この技術のおかげでレジの機械に触れるだけで
支払いのやり取りができるというわけです(NFC非搭載の端末では不可)
などの理由からタッチ決済ではモバイル通信を必要としないので、
問題なく支払いが可能というわけです!
タッチ決済の注意点!
非常に便利な非接触決済ですが、
気をつけないといけないのが事前にチャージをする場合です
私は普段モバイルICOCA(Suicaの関西版)を使用しています
チャージ式なのでアプリとクレカを紐付けてチャージしているのですが、
そもそも昼間の速度制限中だとアプリがうまく起動してくれません
何十秒も待つことになるか、最悪エラーになることもあるので、
電車に乗りながらチャージする…
ではなく事前にチャージを済ませてから電車に乗るようにしましょう
ちなみにコンビニのATMからのチャージは速度制限も関係ないのでご安心を!
結論
マイそくスタンダードの速度制限中の最適な決済方法は
今回一通り試してみましたが、
平日昼間12時~13時の速度制限中はどの決済方法が
1番ストレスなく支払うことができるのでしょう?
1番はタッチ決済の利用
今回試して改めてタッチ決済の便利さを痛感しました
特に私はApple Watchユーザーでもありますので、
スマホや財布を出すことなく時計をかざすだけで支払いが完了してしまいます
この場合気をつけないといけないのはバッテリー切れです
(コード決済も同じですが)最近iPhoneのバッテリーがへたってきたので、
モバイルバッテリーは必須アイテムになりました
【裏技?】マイそくの速度制限中でもQR決済を使う方法!
おすすめはできませんが、
ポイント還元などの理由からどうしても速度制限中にもコード決済をしたい!
という人もいるかもしれません
その場合の方法もいくつかありますのでご紹介します
- QRコードをスクショする
- Wi-Fiスポットを探す
- 紐付けしているクレカで支払う
少しリスキーではあると思いますが、
スクショする場合はコードを発行したら
5分くらい有効なのでリミットが来るまでに
スクショしたコードを通せば支払うことができます
実は以前どうしても回線が弱くてPayPayの支払い画面にならない時がありました
その時店の外に出てQRコードを出してから、
走ってレジに戻って支払ったことがあります
正直恥ずかしいのでオススメはできません
もう一つはWi-Fiスポットですが、
マクドナルドやスターバックスなどはフリーWi-Fiがある店が多いので、
Wi-Fiを利用した状態でなら支払いも問題ないので問題は解決できるかと思います
最後のクレカですがPayPayの場合、
最終的にコードが表示されない場合は紐付けしている
クレジットカードでの支払いをコードにて行うことができます
ポイントは付与されるはずですがPayPay内にチャージしている分では
支払いはできないのでご注意ください
どうしても不安ならパケット放題Plusを検討しても◎
マイそくスタンダードは魅力的だけどやっぱり速度制限が…
という方にはマイピタとパケット放題Plusのセットをオススメします
1GBの高速通信とマイそくスタンダードと同じ
1.5Mbpsの通信し放題がくっついたプランなのですが、
月々1,683円とこちらも格安です
最大の魅力は平日の速度制限がないということです
それでいて1GBの高速通信もついていますので、
もしもの保険として持っておいて損はないでしょう
まとめ
今回マイそくスタンダードの平日12時〜13時の間に行われる速度制限中、
買い物をしたい場合どの決済がいいのかをお伝えしました
いくつかポイントをまとめると…
- 決済方法はタッチ決済がオススメ
- QRコード決済もできるがハードルは高い
- タッチ決済の場合もチャージは事前に済ませる
- 速度制限が気になるならパケット放題Plusを検討
安定感でいうと通信を必要としないiDやQUICPay、
モバイルSuicaなどの交通IC系がオススメです
これらは極論圏外でも支払い可能です
その代わりチャージはアプリを介して行うことが多いので
事前に済ませておきましょうね
そこがどうしても気になる人は
マイピタとパケット放題Plusのセットをオススメします
パケット放題Plusについてはこちら
こちらは速度制限がないので、
時間帯を気にすることなく支払うことができます
金額もそこまで変わらないので選択肢としてはいいと思います
自分の使い方を考慮して、自分に合ったプランを考えてみてくださいね!